2024.01.14
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本日はロレックスを代表するモデルをご紹介します。
「クロノグラフの王様」とまで称されロレックスの中でも特にデイトナに憧れている、という方は多いのではないでしょうか。
プレミアムモダンにあたる5桁モデルはデイトナ初の自動巻きとしてエル・プリメロをベースとしたCal.4030を搭載しています。
年代や仕様により価格も様々あるのはご存知の方も多いかと思うので、エル・プリメロに関して書かせて頂きます。
エル・プリメロはゼニス社が1969年に発表したムーブメントで、名前の由来は「NO.1」という意味を持つエスペラント語です。
自動巻きムーヴメントにクロノグラフ機構をのせるというのが一般的な時代に、世界初の一体型自動巻きクロノグラフを登場させ、薄型且つ業界でも屈指の性能を誇るムーブメントを開発しました。
1975年クォーツ時計が普及し機械式時計は苦境に陥った事で、当時のゼニス社ではエル・プリメロに関する資料や工具を破棄する指示が出されましたが、
工房の責任者であったシャルル・べルモはそれらを人目につかない場所に隠し、クォーツショック後の再び機械式時計が求められ、エル・プリメロ製造再開の話がでた際にそれらをゼニス社へ返却。
そして1985年エル・プリメロ復活。
そんなエピソードのあるエル・プリメロを独自改良し、振動数を36.000から28.800まで抑えムーヴメントの耐久性を向上させ誕生したCal.4030を搭載。
「エルプリありますか?」と機械名でお問い合わせをいただく事も多く、生産終了から20年以上たっている今も人気の衰えないモデルです。
個体の詳細に関しては
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スタッフ腕周り15cm
ケース径40cm
CODE237437